「そんなに人生は甘くない」
子どもにそう教えなきゃ、という親は結構いるように思います。
でも本当に甘くないのでしょうか。
親は親自身の人生を、そう甘くなかった、と捉えているのかもしれません。
でも、子どもの人生と親の人生は、全く別物。
もしかして、子どもにとっては、人生は甘いものになっていくのかもしれません。
親が、「そう人生甘くないんだよ!」と教え込めば教え込むだけ、
(そっか人生は甘くないんだな)と子どもの心の奥深くに刻み込まれ、
甘くない人生を生きるようになっていくのかもしれません。
子どもにどういう人生を生きて欲しいと願うのでしょうか。
「人生、そう甘くない」と子どもに言いたくなる裏側には、
何があるのでしょうか。
「人生、そう甘くないんだよ」、と口に出しそうなときに、
自分の心の中を、深く感じてみるのもいいかもしれません。

