小学3年生の息子は感情の起伏が穏やか。
感情的になることは滅多にありません。
でも昨日は珍しく、お迎えの帰り道、不機嫌が長続きしていました。
というのも、サッカークラブの練習で疲れていたあと、
私が車でなく歩いてお迎えに来たのと、
クラブを卒業する6年生の保護者が用意したお菓子がみんなに配られたのですが、
息子は出欠のシールをはるカードをうちに忘れてしまったため、
お菓子をもらえないと勘違いしてしまったからです。
「なんで車でお迎え来てくれなかったの???」
「ここで待ってるから家に帰って車で迎えに来て!!!」
「もうサッカーなんてやめる!!!」
と悲しみや怒りが入り混じった感情をぶつけてきたので、
それを受け止めたり、はたまた感情で応戦しながら
とぼとぼ、帰り道を歩いていると、
「やっぱりお菓子をもらってくる」
と息子はサッカーの練習場に引き返していきました。
練習場の入り口で待っていると、
ニコニコして戻ってきました。
「お菓子をもらえたの?」と聞くと、
「いや、もらわなかったけど、お水飲んだらスッキリしたから帰ろう。」とのこと。
この切り替えっぷりはすごいなぁと感心して、
「さっきまで不機嫌だったのに、今はニコニコになって切り替えが早くていいね。
お母さんも見習いたい。どうやって切り替えられたの?」と話すと、
「お水飲んでたら、お菓子はうちにあるおやつを食べればいいやって思ったの。」と息子。
小さいころの私は、こんなに切り替えが早くありませんでした。
お菓子をもらえなかったことで、
・もらえるものをもらえなくて悔しい
・もらえない私はダメなんだ・バカなんだ
・私は大切にされていないんだ
などというネガティブな想いが次から次へと湧いてきて、
さらに疲れている状態がネガティブに加担し、
なかなか抜け出せなかったと思います。
いちゃんもんつけて、ふてくされて、時には泣きわめいて、母に呆れられる。
そんなふうに、アンコントロールになってしまう自分もすごく嫌でした。
息子には赤ちゃんのときから私が一悟術ヒーリングをしていて、
また、トラウマをつけないような子育てを意識してきたので、
トラウマは少ない方だと思いますが、
自分の子ども時代と比較して
トラウマの大小ってこんな風に現実に影響するんだなぁと
まざまざと見せてもらった気がしました。
トラウマが少ない状態で育つ子どもたちが、
どんなふうに成長していくのか、
どんな人間関係を築き、
どんなふうに社会とつながり、
どう自己実現していくのか、
それを見ていくのがとても楽しみです。
もし要望があれば、
明日開催予定の「親子関係のお茶会」@沖縄市で
トラウマを意識した子育てについても、
お話ししようかな、と思ってます。

トラウマを癒そう
東京出張&イベント予定
4月7日(土)「とっても美味しい、なんだかすごい野菜で作るごはん」@東京都下北沢
4月8日(日)&9日(月) 「一悟術ヒーリング体験受付」@東京都新宿区